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ビーカーの底の沈殿物

知らぬ侭なら
楽だったのに

不器用なアタシは
”振り”などできはしないから
仕方なく
誰にも知られないように
独り 部屋に閉じこもるの

本当は
吐き出してしまえば
楽なのに
一人で直視する程 強くないアタシは
やっぱり 仕方なく
独り 部屋に閉じこもるの

傍に居てくれる人など
何処にも居ないから
吐き出せない其れを
心の奥深くに沈めてしまう

無意識になれたら
きっと また
部屋から出ていける

でも やがて
沈澱した想いは
何かに掻き回され
いつか また 浮いてくる

                                [2007-01-15 18:42:37]

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